11月20日はベトナムでは「先生の日」。お世話になっている先生に感謝を表わすために、この日は、生徒たちがプレゼントやお花を贈ります。歌や踊りを披露するパーティーを開くところもあり、小学校から大学までさまざまな催しが行われるのです。

MULCでは、少し早い16日(水)お昼休みに「先生の日」を開催。この日、ベトナム語エリアのテーブルの上には、ハイ先生手作りのフォーとソイ(ベトナム風おこわ)が並びます。最初に、学生たちからハイ先生と春日先生に感謝をこめて花束が贈られました。その後参加者全員で「チョークの粉」を披露。この歌は「先生の日」になるとベトナムでは小学校でも高校でも歌う歌。先生が黒板に字を書いているとき、チョークの粉が飛び散っている。立っている教壇にも落ちる粉もあるし、チョークの粉がついて髪につく時もある。チョークの粉で髪が白くなったのは、私たちに良いことを教えてくれたから」という内容の歌だそうだ。突然の歌のプレゼントにハイ先生は20年ぶりにこの歌をしかも教員の立場で聞けて、とてもうれしかったようだった。

(参加者約45名)