ビジネスコミュニケーション
  
 
 
2単位 
  
通年 
99001300

コースのねらい
 日本の戦後高度成長期の会社文化を講義し、職場・人との関係、会社におけるコミュニケーションと業務活動、人的資源評価について解説する。日本企業の職場とはどういうところか、面接試験のロールプレイ、観察、質疑などのアクティビティーを通して学ぶ。電話の掛け方やセールストークでよく使われる表現やストラテジー、ジェンダーによる日本語の使い分け、会社用語、社内の敬語使用を紹介する。学生と社会人の違いを考察し、職場で円滑に仕事をするために、重要な挨拶、朝礼、報告、連絡、相談、根回し、稟議、上意下達、下意上達などの概念を取り上げ、元会社員の日本人ビジターの体験談を聞いたり、一緒に討論し考える。

進行方法
 1.この科目は集中講義の形で行われ(学期前半の7週間、週2コマ)、毎回の出席が必須である。
 2.平常授業(6回):グループワークやロールプレイを中心とした学生参加型の授業を目指す。また、学生の希望を取り入れ、大学近隣の街の見学をしたり、街の人、商店の人にインタビューに出かけたりすることも積極的にコースに入れる。
 3.課外授業(1回):コースの最終回として実施する。会社・工場の現場へ出向き、ファクトファインディングをして、討論してみる。

評価方法: 出席60%、 授業内活動の参加と貢献20%、 レポート・課題提出20%