大学院(月・3)時間割表へ
    社会言語学研究
  
SAU KUEN FAN 
4単位 
  
通年 
91104040

本講義ではまず始めに社会言語学という研究分野を位置付け、概説する。次に、日本国内、ヨーロッパ、アメリカとオーストラリアの4つの地域における社会言語学研究の現状と問題点を概観し、受講者の自らの情報収集に基づき、クラスでのディスカッションを促す。コースの後半は社会言語学の研究方法のほか、言語変種、言語行動、言語計画と言語接触関連のトピックを取り上げる予定をしているが、受講者からの希望も取り入れていく。授業では、出席者の発表やディスカッションを通して、特に第二言語習得との関係について考察する。

評価方法: 授業参加、読書報告と期末レポートにより総合的に評価する。

テキスト名: プリント教材

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 社会言語学とは:社会言語学という学問の取り扱う問題と研究の視点
2. 社会言語学の研究分野
3. 言語変種(1)
4. 言語変種(2)
5. 言語変種(3)
6. 言語行動(1)
7. 言語行動(2)
8. 言語行動(3)
9. 社会言語学の研究方法(1)
10. 社会言語学の研究方法(2)
11. 社会言語学研究例(1)
12. 社会言語学研究例(2)
13. 社会言語学研究例(3)
14. まとめ
15.
16. 言語接触(1)
17. 言語接触(2)
18. 多言語社会における言語計画(1)
19. 多言語社会における言語計画(2)
20. 異文化接触場面とは
21. 異文化接触場面での問題処理
22. 中間発表準備
23. 言語管理とは
24. 中間発表
25. 異文化接触場面における言語管理(1)
26. 異文化接触場面における言語管理(2)
27. 異文化接触場面と外国語教育(1)
28. 異文化接触場面と外国語教育(2)
29. まとめ