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    キャリア開発O
  
TOKUDA KOKI 
徳田 皇毅
1単位 
1〜4 
前期 
80003715

世界で流通するあらゆる英文ドキュメントは諸君が現在学習している一般英語が土台にはなっているものの、それらの知識に加え、さまざまな英文ライティングの実践的な技法を習得しなければ正しく書けるようにはならない。

本講座では、将来、英語を使う仕事に就くことを希望する学生を対象に、工業英検3級、2級合格を目指しながら、企業などで書くことになる産業英文ドキュメントを「良い英語」で書くことを最大の目標とする。さらに企業人にふさわしいレベルでのスピーキング、リーディング、ヒアリング能力の習得も目標とし、「社会に出てから必要になる英語力」、「外大生に企業が期待する英語力」を基本から応用まで幅広く総合的に学習する。

講義はもっとも効果的と言われている実践、演習形式で行われる。また、基本的に毎回、前半を日本語で、後半を英語で講義を行う。日本語で授業を行うときは、英訳文が日本語の原文を正確に反映しているか、英語のときは英文のコロケーション(言葉同士の相性)が正しいかどうかに焦点を当て、日本語側、英語側の両方からみて理想的な文章の作成について考える。また、正しい文法でライティング、スピーキングが出来るよう、実践を通じ、文法力の強化も行う。

評価方法: 出席(教室での発言および内容、毎回行われる実践課題の出来と理解などを含む)50%
期末試験50%

参考文献: 徳田皇毅理工系学生が会社に入る前に読む英語の本日本工業英語協会2008

  タイトルこそ「理工系」となっているものの、企業でどういう英語が求められているのか、入社後にどういった英語と接することになるのか、また英語への接し方、考え方など文系、理系に関係なく技術大国日本で「仕事で英語を使う」とはどういうことかについて記しています。できるようであれば授業開始から1カ月以内に読み、今後の勉強の指針としてほしい。

注意事項: 授業で使用する教材、内容、資料などは前年度の「キャリア開発O」とは全く異なります。
毎週必ず辞書(英和、和英の両方)を忘れずに持参すること。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. オリエンテーション:「企業で求められる英語力」、「良い英語とは?」、授業の趣旨、および授業で取り上げる産業英文の内容について
2. 一般産業ドキュメントの英訳1(機械系メーカー)
英語のテーマ:動詞
3. 内容:一般産業ドキュメントの英訳2(機械系メーカー)
英語のテーマ:時制
4. 内容:一般産業ドキュメントの英訳3(機械系メーカー)
英語のテーマ:態について1
5. 内容:一般産業ドキュメントの英訳4(電気系メーカー)
英語のテーマ:態について2
6. 内容:一般産業ドキュメントの英訳5(電気系メーカー)
英語のテーマ:動名詞
7. 内容:一般産業ドキュメントの英訳6(電気系メーカー)
英語のテーマ:冠詞
8. 内容:一般産業ドキュメントの英訳7(IT系企業)
英語のテーマ:前置詞1
9. 内容:一般産業ドキュメントの英訳8(IT系企業)
英語のテーマ:前置詞2
10. 内容:一般産業ドキュメントの英訳9(IT系企業)
英語のテーマ:副詞
11. 内容:企業が発行するさまざまなドキュメントの英訳10(バイオテクノロジー系のドキュメント)
英語のテーマ:代名詞
12. 産業英文ドキュメントの長文読解(TOEIC、英検対策)
英語のテーマ:企業人にふさわしいスピーキングとディスカッション
13. 内容:ビジネス・ドキュメントの英訳11(年次報告書)
英語のテーマ:分詞
14. 内容:ビジネス・ドキュメントの英訳12(年次報告書)
英語のテーマ:比較構文
15. 期末テスト