前期(水・5)時間割表へ
    キャリア・デザインC
  
KITAHARA KENZO 
北原 賢三(単位発行者)
2単位 
1〜4 
前期 
80002403

近年、フリーターやニートの増加がわが国の将来に対する大きな課題として注目され、その対策の必要性が主張されている。そのために、大学卒業後の進路や就職を考え、自らの生涯を通じてのキャリア形成を意識し、人生設計を主体的・積極的に取り組むことを支援する「キャリア教育」の必要性が共通認識となっている。
この授業では、「仕事と人生」「仕事と社会」「生涯学習」「女性と仕事」「仕事と資格」「留学と就職活動」などの幅広いトピックをとりあげ、社会人として必要な基礎能力は何かを学ぶ。授業には企業を中心に実際に社会で活動しているゲスト講師も招き、仕事の実態を理解する。
「自分がやりたい仕事は何か」「どのように社会と関わって生きていくのか」「今後大学で何を学ぶべきか」について考え、キャリアデザイン(設計)ができるようになることを目指す。
授業では、ディスカッションの機会を多くし、自分の意見を文章に書く練習も行い、さらにプレゼンテーションなどのコミュニケーションのスキルアップも目指す。



評価方法: 出席50%、中間レポート15%、期末レポート15%、 授業レポート10% プレゼンテーション10%

テキスト名: 最初の授業オリエンテーションのときに指示する。

注意事項: 前期のキャリアデザインAからEは2,3年生の受講を優先とする(定員オーバーの場合)
単なる出席だけでなく、ディスカッション等への積極的な参加が必要である。


授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. ・「キャリアとは」この授業のねらい   
2. ・ 現在と今後の雇用の変化、キャリアデザインの必要性
3. ・ どんな職種があるか、自分の関心・興味
4. ・ 社会で働くとは:アルバイトとの違い、企業や役所の組織
5. ・ 社会人としてどんな能力が必要か:社会人基礎力(1) 
6. ・ 社会人基礎力(2):グループディスカッション
7. ・ 社会人基礎力(3):グループディスカッション
8. ・ 社会人基礎力(4):グループディスカッション
9. ・ 社会の動きと職業選択(企業人、公務員、教員、研究者、自由業、専門家、留学)
10. ・ リサーチ:どんな職種・企業に関心があるか
11. ・ 大学での学修とキャリアデザイン:大学で学んだことをどのように活かすか
12. ・ 株式会社の組織・制度
13. ・ 労働法の基礎知識
14. ・ リサーチ:プレゼンテーション
15. ・ まとめ