前期(木・3)時間割表へ
    英語科教育法III
  The English Teacher Training Course III
NISHINO TAKAKO 
西野 孝子
2単位 
3 
前期 
70003400

中学校・高等学校の英語教師を志す3年生及び4年生のために、実践的な英語指導技術の習得を目指す。英語科教育法・では扱えない分野について、できれば少人数のゼミ形式で教師と学生で討論をしながら考え指導技術を高めていく。具体的な内容とテキストは、第一回の授業で、学生の要望を聞き入れた上で決める予定である。ただし、4年生には、4月、5月の期間、教育実習で行う予定の教材を用いてOral Introductionなどの練習を行い指導技術を検討する場を提供したい。3 年生には、英語科教育法・で学ぶThe Oral Methodoy及びGraded Direct Method の指導技術に対する考えを深めるとともに、授業全体の流れの中で効果的に用いる活動について検討してもらう。また、教えるための英文法を学ぶために文法問題集を使って文法の復習をする。
 英語科教育法・をすでに履修済みの者か並行履修している者で、真摯な姿勢と向上心を持ち、英語で指導をすることの大切さを理解し、そしてきちんと準備して休むことなく授業に臨める学生であること。また、本学B基準を満たしていることが履修の条件である。

評価方法: 出席、授業中の姿勢、模擬授業、レポート、プレゼンテーション

テキスト名: 斎藤美加みるみるわかる高校英語三友社1992

  みるみるわかる高校英語(斎藤美加編著)三友社

注意事項: レポート等、提出物の締め切りはきちんと守ること。締め切り後は一切受け付けない。また、教育実習に伴う欠席は免除されるが、それ以外の欠席が2回以上の者(就職活動等による欠席も同様)は、単位の修得はできないので注意すること。病欠の場合は、医者の診断書を提出すること。さらに、教師の指導方法に従って、自分の指導技術を磨くこと。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 授業で行う内容について学生と検討
2. 中学の授業の流れ(主に文法の導入)
3. 高校の授業の流れ(主にオーラル・イントロダクション)
4. 発音の指導
5. 実習事前指導1
6. 実習事前指導2
7. 復習などの進め方
8. オーラル・コミュニケーションの授業
9. 音読・読みの指導
10. 学生による模擬授業
11. 学生による模擬授業
12. 学生による模擬授業
13. 学生による模擬授業
14. 学生による模擬授業
15. まとめ