後期(土・2)時間割表へ
    総合演習C
  
MIYAMA SABURO 
三山 三郎
2単位 
2〜4 
後期 
70002203

 世界に共通する課題や我が国の社会全体についての探究活動を行い、課題解決能力や表現力等の現代社会に共通して求められる教員としての資質と能力を身に付ける。そうして培った能力を活用して「教職の科目」と「教科の科目」をつなげ、学校教育で求められている課題を解決できるようにする。
 従って、本演習では、グループ活動やディスカッション等の体験活動を取り入れ、地球環境問題などの「事例研究」(1)〜(5)で講義した内容を更に各自で深化を図り、レポートを作成し、発表する。また、自ら課題を見付け、問題解決能力等の育成を図る中・高の「総合的な学習の時間」でどう指導につなげるかも考える。

評価方法: ・出席,授業参加状況,発表内容,期末レポート,以上の総合評価

テキスト名: 苅谷 剛彦知的複眼思考法講談社文庫2002

  授業開始時に指示する。

注意事項: ・「総合演習A〜E」は,20名以内の少人数クラスを想定している。「総合演習A〜E」は人数調整を行うため,初回の各授業ではオリエンテーションを行い,各授業は実質的には第2週目から開始される。受講者は,その際,受講票に第2志望まで希望演習を記し,各教員へ渡すこと。
・介護等体験で公欠する場合は,友人に受講票を渡すか,授業前に各教員へ渡すこと。第2週目の授業開始前までには,「教職課程掲示板」にて,演習別に学籍番号を掲示するので,必ず確認してから2週目の授業に参加すること。
・決定後の変更は原則認められないが,止むを得ない事情がある場合にのみ,認める場合があるので,各教員へ申し出ること。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. オリエンテーション:本演習の目的と内容及び方法等について解説する。
2. 講義、討論:グループ編成と探究活動・レポートの作成の仕方(1)
3. 同上(2)テキスト「知的複眼思考法」苅谷剛彦著(講談社)を使用する。
4. 同上(3)
5. 講義、討論:課題探求のための「事例研究」(1)<若者の雇用問題>、テキスト「プリント教材」を使用する。
6. 同上(2)<格差社会問題>
7. 同上(3)<少子高齢化問題>
8. 同上(4)<教育問題>
9. 同上(5)<地球環境問題>
10. 討論:課題の問題点の理解と深化
11. 講義:中高の「総合的な学習の時間」の目標、学習活動、配慮事項、教師の支援
12. レポートの発表、討論、コメント
13. 同上
14. まとめ