日本及び他国における公害問題・人と環境のサステナブルな関わり・野生生物やその生息場所の現状と保全などについて、各学生が興味を持ったテーマについて調べ、発表し、相互に討論する。討論によって新たな疑問点や問題点が浮上するため、学生の積極的な参加が必須である。教員はテーマ設定や討論等の際にアドバイスを行うが、学生には自主性が強く求められる。 3年生の場合は、後期最後にゼミ論を書く。従って発表する内容もゼミ論を目指したものとし、1年間かけて1つのテーマを深く掘り下げ、その周辺の事柄についても必要に応じて調べる。また、前期最後には途中経過報告のレポートを提出する。 卒論を書くことを考えている学生は、ゼミ論のテーマを発展させることを念頭に置き、3年生の後期からゼミ論執筆と平行して卒論に向けての展望を考えること。卒論では、最終稿を提出する前に少なくとも2度は教員によるチェックを受けて修正すること。 また文献調査だけではなく、現地調査・聞き取り調査・アンケート調査などによりオリジナル・データを取るテーマを特に歓迎する。 今年度は生物多様性条約締約国会議が日本で開催される。そのサテライト・イベント(白井の里山における観察会ガイド)を行う市民グループ・大学と連携したテーマも選択可能である。
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