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研究演習-70 東南アジア社会研究ゼミ |
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東南アジアの社会問題についてゼミ生各自が自身の問題関心を掘り下げ、より豊かな見識を身につけ、実践することを目的とする。3年生は、自身の関心テーマに関する先行研究を収集し、読解し、自分なりに論点をまとめることによってゼミ論を作成することを目指す。そして4年生はそれを土台に自身の考察や提言などを盛り込んだ、オリジナルな卒論を作成することを目指す。 本演習は多様な地域、多様な問題関心を扱うが、主な共通テーマを以下のように設定する。 1)近代化、都市化、グローバル化に伴う急速な社会変容について考察する 都市・農村の地域間・階層間格差、家族・ジェンダー、エスニシティなど 2)トランスナショナルな労働力移動による社会変容 東南アジア諸国からの移民労働者の適応など 本演習は、受講生が自身のテーマを設定し、研究する場である。プレゼンテーションを積極的に利用し、互いに議論できることが望ましい。さらに、問題意識から考察、結論までを論理立てて論述する技量も身につけることを目的とする。 また、浜風祭などの課外活動への参加などにも積極的に取り組み、自己表現の力を磨く。 |
評価方法: | 出席重視。担当するプレゼンテーションの内容、ゼミ論文の内容を総合的に評価する。 |
テキスト名: | Pei-Chia Lan, Global Cinderellas, Duke University Press, 2006 |
演習で使用する共通テキストについては、受講生との協議後、決定する。 |
注意事項: | 本演習は、すでに東南アジア社会論I,IIを受講した学生を対象とする(同時履修も可)。4年次から初めてゼミに参加し卒論を作成しようと考えている学生は、あらかじめ教員の研究室(1号館2階1244)を訪ね、その旨を申し出ることが望ましい。4年生は就職活動と同時進行しなくてはならず、相当な覚悟がなければゴールには辿り着けない。最初の頃にアジア経済研究所の図書館案内ツアーを行うので、そこで手続きをし、同図書館をよく利用してほしい。文献・データをどれだけ多く収集できるかが論文作成の重要な鍵となる。 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― |
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