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研究演習-61 国際関係について考え、コミュニケートする |
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この演習(通称、「ゼミ」)は、国際関係論を基礎に、国際関係一般に関連するテーマについて研究するゼミである。「国際関係研究プログラム」、「国際協力研究プログラム」、あるいは、アメリカ、中国、韓国、東南アジアなど、各地域研究プログラムで、国際関係に関心のある学生にお勧めである。とくに国際関係に関連する英語力を磨いていきたい人を歓迎する。ゼミでは、Foreign Affairs/『フォーリン・アフェアーズ日本語版』(米外交問題評議会)など、日英バイリンガルの教材なども活用していく予定である。国連英検に関心のある人にも役に立ちます。 【3年生の場合】 前期は、共通の基礎文献を精読し、発表と討論を行う。ここで基礎体力をつけてもらう。後期は、皆さんと相談の上、グループ・プロジェクトに取り組むか、個別に研究を進め、リサーチ・発表を進めていく。グループ・プロジェクトを行う場合、夏休み前に、共通テーマを決めて、夏休みから後期にかけて、リサーチを行い、後期末にプロジェクト報告集を作成したり、オープン・フォーラムを開催するなど、企画を行う。 以上のような活動を通じて、国際問題について理解し、考え、語り、コミュニケートする技術を身につけていく。成績評価は、ゼミ活動とともに、前期(夏休み明けに提出)と後期(学期末)の課題レポートに基づく。 【4年生の場合】 4年生の場合、卒業論文の執筆に取り組む。卒論テーマは、教員と相談のうえ、決めていく。卒論テーマが決まらない場合、あるいは、卒論執筆が進まない場合、履修中止を求めることもある。 まずは4月中に、「卒論プロポーザル」(A4用紙1枚)の提出を求める。「卒論プロポーザル」には、授業名、課題名、学籍番号・氏名を明記の上、1)論文テーマ、2)論文の目的(何をどのように明らかにするのか)、3)論文の構成(仮)、4)参考文献(基礎文献を探すことが大事)を明記する。プロポーザルが認められた場合、ゼミにて、各自のテーマについて発表し、リサーチを進め、論文を完成していく。卒論の仮題目は、6月に教務課に提出することとなる。 卒論指導は、原則として、3年生とは別に、同日5限に行う予定だが、5限がだめな場合、適宜相談に応じ、日程を調整していく。 本演習を初めて履修する4年生で、卒業論文執筆を希望する場合は、履修前に、教員と相談してください。基本的には、3年次に他の研究演習を履修済みであることが条件となる。3年次に研究演習を履修できなかった場合、相談の上、ゼミの履修を決めることとなる。なお、卒業論文を書くためには、この「研究演習」ならびに「卒業論文」の両方に履修登録する必要があるので注意してください。 履修登録などについては、『時間割』の関連ページを必ず確認して下さい。卒業論文の執筆方法などについては、神田外語大学の「卒業論文ガイド」を参照してください。KUIS Campus Web→授業用ページ→卒業論文関連http://www.kuis.ac.jp/for_stu/class/index.html 【3年生、4年生】 教員の許可を得てから、本演習(ならびに卒論)の履修登録を行ってください。 |
評価方法: | 平常点(出席、討論等)、口頭発表(プレゼン)、ゼミ課題・論文を総合的に評価する。 |
参考文献: |
佐藤望ほか『アカデミック・スキルズー大学生のための知的技法入門』慶應義塾大学出版会(¥1000)、2006年 専修大学出版企画委員会『知のツールボックス-新入生援助集(フレッシュマンおたすけ集)』専修大学出版局(¥600)、2006 年 小笠原喜康『大学生のためのレポート・論文術』講談社現代新書(\680) 小笠原喜康『大学生のためのレポート・論文術ーインターネット完全活用編』講談社現代新書(\720) |
初回授業にてテキストならびに参考文献について説明する。3年生の前期の共通文献(テキスト)は授業にて発表する(履修者と相談の上、決定する)。テキスト文献は必要に応じて各自購入してください。上記「参考文献」はレポートならびに卒業論文の執筆のためのガイドなので、適宜、参考にしてください。 |
注意事項: | ・「国際関係論」を履修済みであることを求める(同時履修も可)。そのほかに、国際関係について勉強するためには歴史感覚も必要なので、「国際関係史」も履修しておくことを勧める。 |