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    研究演習-58
  中国社会・文化研究
HANAZAWA SEIKO 
花澤 聖子
4単位 
3〜4 
通年 
60500158

中国は、国際社会において存在感を益々強め、我々の日常生活ももはや中国抜きでは語れなくなっている。にもかかわらず、中国の社会や文化、特に人間関係や価値観など「見えない文化」の特質を「知らないことを知らない」のが現状である。本演習は、中国社会や文化に興味・関心を持つ学生が集うゼミである。中国人はなぜ面子を大切にするのか。食の安全はどう守られるのか。越境汚染はどうなるのか。日中間の見えないところで進む相互誤解の原因は何なのか。

本演習では、各ゼミ生の関心に基づいて、文献や資料を読み解き、発表とディスカッションを通してゼミ生の現代中国社会と文化に対する関心と理解を深めることを目的としている。
また、討論・ディベート、B.H.で行う夏の合宿企画を通して、語学の授業やプレゼンテーションだけでは養えない学生のポテンシャルを引き出し高めること、社会人となったときに問われる「人間力」も高めることを視野においている。

参考までにこれまでのゼミ生の研究テーマを一部紹介しておく。
  
  ・ 自殺率の上昇から見る中国のストレス社会の現状
  ・ 中国人の面子の特色
  ・ 「一人っ子」政策の現状と将来
  ・ 中国人の食の安全に対する意識
  ・ 西安寸劇事件から読み解く反日の現状
  ・ 中国農村における教育問題と行方〜小学校教育に着目して〜
  ・ 秋瑾の女性解放運動について〜秋瑾は何と戦い、何を求めたのか?〜


評価方法: 平常点、発表、論文を総合的に評価する。

テキスト名: プリントを配布する。参考文献は適宜提示する。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 演習の進め方について
2. 資料収集の方法についてと自由テーマによるディベート
3. 自由テーマによるディベート
4. 研究テーマに関する発表と討論  
5.   〃
6.   〃
7.   〃
8.   〃
9.   〃
10.   〃
11.   〃
12.   〃
13.   〃
14. 前期のまとめ
15. 後期の演習の進め方について
16. 研究テーマに関する発表と討論
17.   〃
18.   〃
19.   〃
20.   〃
21.   〃
22.   〃
23.   〃
24.   〃
25.   〃
26.   〃
27.   〃
28. ゼミ論・卒論発表会