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研究演習-26 権力とコミュニケーション |
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60500126 |
注意:以下の授業内容及び授業計画は2008年度のものである。2010年度もほぼこのような方向の題材を扱う予定であるが、内容は変更することがある。授業内容の詳細については最初の授業日に改めて説明する。 人間のコミュニケーション活動は決して自由奔放に行われているものではなく、さまざまな「しばり」の中で大幅に活動を規定されている。その「しばり」の中でも本研究演習では様々な形の「権力」と現代日本社会におけるコミュニケーションの関係について考察する。国家権力は様々な媒体を通じ意味を操作し「日本人」の創出に邁進する。選択された「時計時間」により私たちのコミュニケーションは制約され、行動は権力者の利便の為に秩序立てられる。家庭構成員、学校における教員と学生、医療現場における医者と患者、日本国内における様々な異民族、グローバル化した世界における国々、これらの間には権力の不均衡が存在し、それは両者の間のコミュニケーションにも大きな影響を与える。これらの様々な文脈におけるコミュニケーションにかかわる権力の構造を分析し理解しながら、本演習の受講者一人一人が社会における自分の「立ち位置」を確認し、コミュニケーションを通じた社会との関わりを考えてもらいたい。 |
評価方法: |
1.(前後期)クラスレポート及びディスカッションリーダー 2.(前期)「ゼミ論計画」または「卒業論文計画」 3.(学年末)「ゼミ論」または「卒業論文」 |
テキスト名: | 第1回目の授業の際に指示する |
注意事項: |
* コミュニケーション論、レトリカル・コミュニケーション論を履修済みであることが望ましい。 * 履修者全員に研究論文(いわゆる「ゼミ論」)執筆が課せられる。(卒業論文を書く4年生はそれをもってゼミ論に替える。)内容は必ずしもゼミで扱った内容である必要はない。「コミュニケーション研究」であればそのテーマは各自で選択できる。ただし担当教員とよく話し合って最終的なテーマを決定すること。 * 4年次からの履修も認める。ただし卒業論文執筆に際してはかなり集中して執筆に取りかかることが必要となる。 *初回の授業で、このゼミでどのような内容のゼミ論や卒論が書きたいかについて、簡単に書いてもらう。 その内容によっては受講を許可しない場合がある。また受講希望者多数の場合には人数調整することがある。したがって受講希望者は第一回目の授業に必ず参加すること。 * 後期の履修中止は原則として認めない。 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― |
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