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    研究演習-19
  言語研究演習
KASUGA ATSUSHI 
春日 淳
4単位 
3〜4 
通年 
60500119

 言語に興味を持ち、自ら言語を分析対象として研究してみたいと思う人のためのゼミです。
 言語にはさまざまな側面があります。そのさまざまな面は言語学という分野でさまざまな角度から研究されています。個別言語(ある一つの言語)の研究についても音声学、音韻論、形態論、統語論、語用論、意味論などさまざまなアプローチがありますが、また、多数の言語の分析に基づいた類型論という分野もあります。さらに言語学の関連分野には言語心理学、社会言語学、言語哲学、認知科学など多くの分野があります。言語に関する興味は尽きません。
 このゼミでは、言語に興味をもつ人が、言語研究の方法を学びながら、自らある言語について分析を試みます。
 まず、言語学に関する入門書や文献資料を通じて、言語研究の方法を学びながら、同時に母語(方言を含む)や専攻語に関して自分が研究するテーマを探していきます。そして、そのテーマについて実際の分析を行います。
 言語研究にあたっては、なによりデータの収集を重視します。そのデータを使って言語の記述を行う、これが最終目標です。
 授業では、文献資料の内容や自ら選んだテーマについて発表し、ゼミ生全員で検討することを繰り返し行います。

評価方法: 授業への参加の状況、課題の提出、発表の内容に基づき総合的に評価します。

テキスト名: 必要な文献資料は授業の中で指示します。

注意事項: 自ら問題を探し、自ら調べる積極的な態度が大切です。