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    研究演習-2
  ことばを科学する
ISHII YASUO 
石居 康男
4単位 
3〜4 
通年 
60500102

生成文法の基本文献で主として英語と日本語を分析したものを題材にして、論文の読み方・論点のまとめ方・発表の仕方などを学ぶ。また、履修者の多くにとって母語である日本語の分析を通して、母語話者としての自分の直観を意識化する訓練、筋道を立てて考えることによって個別言語の特質を明確にする訓練を行う。最終的には、参加者がそれぞれ自分のプロジェクトに取り組むことによって、経験科学としての生成文法の考え方を学んでもらいたいと思っている。

参考文献: 北川善久・上山あゆみ生成文法の考え方研究社2004
西垣内泰介・石居康男英語から日本語を見る研究社2003

  授業で取り上げる文献は、履修希望者の興味や関心および生成文法に関する背景知識をもとに相談して決める予定である。

注意事項: 「英語統語論I」か「日英語対照研究」を履修済みであるか、今年度同時履修することが望ましいが、絶対条件ではない。人間のことばの持つ不思議な性質をあれこれ考えることが好きな人や知的好奇心の旺盛な人を歓迎する。