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    ビジネスリサーチI
  調査法入門
SHIBUYA YUKI 
澁谷 由紀
2単位 
2 
前期 
55002600

質的(定性的)リサーチの基本的な手法とその実施のプロセスを習得することを目的とする。社会調査法を初めて学ぶ受講者のために、質的(定性的)リサーチにはどのような手法があるのか、リサーチ活動はどのような手順によって進められるのか、リサーチの企画・実施にはどのような注意が必要か、リサーチ結果をどのように整理し分析したらよいのか、などについて解説する。市場リサーチの方法の一つであり、質的(定性的)データを集める手法の代表例である面接法(インタビュー調査)の実施を通じて、質的(定性的)リサーチの基礎的な知識とスキルを学ぶ。

評価方法: 出席30%、授業参加と貢献20%、レポート・課題提出50%

テキスト名: 白谷秀一、朴相権、内田龍史新版 実践はじめての社会調査−テーマ選びから報告まで自治体研究社2009

  参考文献は適宜紹介する。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 社会調査の意義・目的・種類
2. 質的リサーチの種類と実施方法の理解
3. 質的リサーチのデザイン 
サンプリング、フィールドの選定、インタビューガイドの作成、質問の仕方
4. 質的リサーチのデザイン 
フィールドへの参入、インタビュー時の注意点、記録・フィールドノートの作成
5. 質的リサーチの分析:結果の整理
6. 質的リサーチの分析:分析の方法
7. リサーチ結果の報告