前期(火・4)時間割表へ
    国際ボランティア
  
TAKAGI KO 
高木 耕
2単位 
1〜4 
前期 
50501200

「ボランティアには興味はあるが、どのようにしたらいいのかわからない」という人は多いのではないだろうか。また、「ボランティアをすればきっと喜ばれるに違いない」と考える人もいるであろう。本講義では、さまざまなNGO団体や個々人の活動を知り、国際社会の貧困問題や文化摩擦などに触れながら、国際ボランティア活動の形態や実施方法などについて考えていく。授業に出ればボランティア活動ができるという性質のものではなく、ボランティア活動を受け入れている人々やコミュニティがどのような立場に置かれているのかを学生諸君のそれぞれが考えて、自分の力でできるボランティア活動を見つけることが望まれる。

評価方法: 書評の作成と期末試験の実施のほか、毎月1回課題の提出を求める。また、授業中のリアクションペーパーの内容も採点対象となる。出席は重視される。評価は総合点で行なう。

テキスト名: テキストは使用しないが、100円ほどのコピー資料を使用することになる。参考文献に関しては、最初の授業時に紹介するが、複数を読んで異なる意見や考え方に触れること。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 講義概要説明〜「ボランティア」とは何か<前>
2. 「ボランティア」とは何か<後>
3. 「国際ボランティア」の種類と形態
4. 「青年海外協力隊」の業務内容紹介
5. ビデオ「それぞれの地平線〜国際協力は、今〜」鑑賞
6. ビデオについてのディスカッション
7. 発展途上国事情
8. ODAとNGO「成果と課題」<前>
9. ODAとNGO「成果と課題」<後>
10. ビデオ(国際NGOの活動紹介・タイトル未定)
11. 世界の紛争と難民問題(他、時事問題)
12. 世界の環境問題(他、時事問題)
13. 日本国内における「国際ボランティア」/総括
14. 総合試験
15. 予備日