後期(金・2)時間割表へ
    環境科学IIB
  人間社会と環境
NISHIMURA MARIKO 
西村 麻利子
2単位 
1〜4 
後期 
50404402

人間社会は自然環境の中にのみ成り立つが、その間には様々な問題が生じている。講義では過去の事例をもとに、現在ある様々な問題(特に人間社会と野生動物との関わり合い)について考える。また講義に加えて野外での生物観察から、多様な生物群集とそれを育む自然環境について学ぶ。環境科学IB(前期)も合わせて履修することが望ましいが、必須ではない。
また講義時間内に天候が良ければ少なくとも1回、学内において生物の観察を行う。
なお学生の理解度により、講義内容は適宜変更する場合がある。

評価方法: 生物観察に関するレポート、期末試験の結果から総合的に評価する。

テキスト名: 教科書は指定せず、随時プリントを配布する。

注意事項: 講義時間外に行う「長作市民の森における生物観察」および「谷津干潟における生物観察」は、環境科学IIAもしくはIICと合同で土日・祝日に行う。日程等については初回講義で説明、2回目の講義までには決定する予定であるが、天候などにより日程を変える場合がある。現地までの交通費は自費とする。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 後期講義の目的および予定
2. 人間社会の変化と自然環境の変化1.
3. 人間社会の変化と自然環境の変化2.
4. 自然環境の改変と環境アセスメント
5. 地球温暖化の現状
6. 講義時間外:長作市民の森における生物観察
7. 人間社会と野生動物問題1:被害管理
8. 人間社会と野生動物問題2:移入種
9. 人間社会と野生動物問題3:絶滅危惧種
10. 講義時間内:キャンパス内における生物観察
11. 生物多様性とは
12. 多様な生物群集とその環境1.
13. 多様な生物群集とその環境2.
14. 特殊な生物群集とその環境
15. 講義時間外:谷津干潟における生物観察