前期(金・2)時間割表へ
    環境科学IB
  個体から生態系まで
NISHIMURA MARIKO 
西村 麻利子
2単位 
1〜4 
前期 
50404302

環境について知るということは、自分自身についてのみならず、生物の生存する機能について知り、そしてそれらの繋がりを知ることが必要である。講義では、動植物のからだの仕組みと、その内外に存在する物質循環について理解する。また、野外での生物観察を含めて様々な生物の関わり合いについて学ぶ。環境科学IIB(後期)も合わせて履修することが望ましいが、必須ではない。
なお学生の理解度により、講義内容は適宜変更する場合がある。

評価方法: 生物観察および植生調査に関するレポート、期末試験の結果から総合的に評価する。

テキスト名: 教科書は指定せず、随時プリントを配布する。

注意事項: 講義時間外に行う「長作市民の森における生物観察」は、環境科学IAもしくはICと合同で土日・祝日に行う。日程等については初回講義で説明、2回目の講義までには決定する予定であるが、天候などにより日程を変える場合がある。現地までの交通費は自費とする。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 前期講義の目的および予定
2. 動物のからだの仕組み1.
3. 動物のからだの仕組み2.
4. 植物のからだの仕組み1.
5. 植物のからだの仕組み2.
6. 森林生態系における物質循環1.
7. 森林生態系における物質循環2.
8. 多様な生物の相互作用1.
9. 多様な生物の相互作用2.
10. キャンパス付近における植生調査1. 種組成を調べる
11. キャンパス付近における植生調査2. 異なる環境を比較する
12. キャンパス付近における植生調査3. まとめ
13. 森林生態系の成り立ち1:房総半島が出来るまで
14. 森林生態系の成り立ち2:房総半島の生物
15. 講義時間外:長作市民の森における生物観察