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日本社会論I 辺境から見た日本社会 |
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東京から1000km離れた太平洋上に浮かぶ小笠原諸島を取り上げ、日本とその社会について考える。 江戸時代の小笠原は無人島だった。遭難した日本人が流れ着くことはあったが、19世紀に最初に定住したのは日本人ではなく、日本近海で捕鯨に従事していた欧米系、南方系の人々だった。イギリス船長が領有宣言をしたこともある。日本を開国させるためにやってきたペリー艦隊も、来日前に小笠原に立ち寄っている。小笠原は日本の領土ではなかった可能性もあった。日本領と確定してからも、小笠原は日本では珍しい多民族社会となった。こうした小笠原の特徴から、日本社会を逆照射し、日本社会に対する理解を深める。 |
評価方法: | 期末レポート、授業への取り組み方により評価する。 |
テキスト名: | 授業中に紹介する。 |
注意事項: | 定員を100人程度とする。定員を大きく超えた場合は、初回授業において受講票により抽選を行うことがある。 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― |
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