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    日本経済論IA
  
KOSUGE NOBUHIKO 
小菅 伸彦
2単位 
1〜4 
前期 
50402901

戦後の復興から「日本の奇跡」と言われた高度経済成長を経て米国と並ぶ経済大国となった日本は、現在多くの困難に直面している。これらの問題の中にはバブル崩壊後の金融不安、低成長と就職難、非正社員増加と経済格差拡大、高齢化の急速な進行と年金問題など私たちの現在、将来の生活に直接かかわるものも多い。
本講義では、戦後の成長と景気循環を時代を追いながら概観し、日本経済の現状と課題を長期的、国際的な視野で位置付けるとともに、景気循環や中長期的な経済の動きについての基本的な見方を学ぶ。

評価方法: 期末筆記試験(論述)のほか、学期中に数回短いリアクション・ペーパー講義終了前10分ほどで書けるもの)を提出してもらう。

テキスト名: 簡単な年表を配布。

注意事項: 日本経済論Aとは独立した内容なので単独受講でも良いし、の順で受講しても、の順で受講しても良い。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 概要
2. 戦後復興と経済民主化1
3. 戦後復興と経済民主化2
4. 成長への助走
5. 高度経済成長1
6. 高度経済成長2
7. 経済成長のひずみ
8. 経済の国際化と黒字不均衡
9. 石油ショックとその影響
10. 円高と企業の海外展開、空洞化
11. バブル経済
12. バブル崩壊と平成不況
13. 経済のグローバル化と情報化