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ラテンアメリカ政治論I |
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ラテンアメリカは米国の外交政策上、重要な地域のひとつであり、ラテンアメリカもまた歴史的に(また地政学的に)米国との関係に大きな比重をおいている。しかしながら両者の関係は必ずしも友好的というわけではなく、これまでもたびたび激しく対立することがあった。とりわけ現在のラテンアメリカにおいては、対米関係のスタンスは国によって多様である。親米的な国家もあれば、敵対的な態度を見せる国家もある。しかしながらラテンアメリカの国際関係において米国が大きな影響力をもっていることは明らかである。2001年9月11日(いわゆる9.11)以降、米国の外交政策に対する批判が世界的に多くなる中で、ラテンアメリカは米国の外交政策においてどういう位置づけになっているのか。またラテンアメリカは米国の外交をどう評価しているのか。本講義では、米国の対ラテンアメリカ政策を歴史的に振り返ることを通して、現在の米国・ラテンアメリカ関係を理解していきたい。 |
評価方法: | 出席、レポートおよび期末テストによる総合的評価。レポートは2000字から2500字程度。決められたテーマについて各自調べ作成すること。 |
テキスト名: | 授業内で随時紹介する。 |
注意事項: | 前期の「ラテンアメリカ政治論I」と、後期の「ラテンアメリカ政治論II」はそれぞれ独立した授業であるので継続して履修する必要はないが、前期は「19〜20世紀のアメリカとラテンアメリカ関係史」、後期は「20〜21世紀のラテンアメリカ内政」が中心になる。まず「森」の全体像をとらえ、つづいて個々の「木」に焦点を当てる目的である。 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― |
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