後期(金・5)時間割表へ
    ヨーロッパ政治経済論II
  
KOKUBO CHIHAYA 
小窪 千早
2単位 
1〜4 
後期 
50401800

この講義では、EUの外交・安全保障政策や他の国際機関(NATOやOSCEなど)について焦点を当て、統合が進む中でヨーロッパの政治がどのような課題を抱え、国際社会の中でヨーロッパが対外的にどのような政策を進めているかについて理解を深めるとともに、いくつかの欧州諸国の政治動向についても取り上げ、欧州統合の過程の中でそれぞれの加盟国がどのような意図で動いているかについても理解を深める。

評価方法: 講義の過程で提示する。

テキスト名: 講義の各回にレジュメを配布する。
講義の過程で適宜参考文献を紹介する。

注意事項: ヨーロッパ政治経済論Iの続きのような内容となるので、前期に同講義を履修していることが望ましい。欧州統合のみならず、ヨーロッパの政治や社会全般に関心のある学生の受講を歓迎する。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. ガイダンス・授業の概要説明
2. EUの外交・安全保障政策
3. ESDP(欧州安全保障防衛政策)の展開
4. 安全保障におけるEU−NATO関係
5. NATO(北大西洋条約機構)の現状と展望
6. 欧州における様々な国際機関:OSCE(欧州安全保障協力機構)を中心に
7. 欧州統合と欧州諸国の政治:フランスの例
8. 欧州統合と欧州諸国の政治:フランスの例(承前)
9. 欧州統合と欧州諸国の政治:ドイツの例
10. 欧州統合と欧州諸国の政治:ドイツの例(承前)
11. 欧州統合と欧州諸国の政治:イギリスの例
12. 欧州統合の欧州諸国の政治:中東欧諸国の例
13. 欧州統合と欧州諸国の政治:補遺
14. 予備日