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    日本近代思想史I
  倫理思想から見る近代日本
MORIKAMI YUKO 
森上 優子
2単位 
1〜4 
前期 
50300100

 近代日本は、異文化接触が本格化し、従来の価値観が大きく揺らいだ激動の時代であった。日本人は、西洋思想と日本の精神的伝統との間で葛藤し、日本人として、また、人としてどのように生きるべきかを模索した。
 本授業では、近代日本における倫理思想を中心に取り上げ、その流れを概観するとともに、近代日本の思想の特質について考えてみたい。

評価方法: 出席状況と期末テスト

テキスト名: 授業中に資料を適宜配布する。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. ガイダンス
2. 啓蒙思想 福沢諭吉
3. 自由民権 中江兆民
4. キリスト教思想 内村鑑三
5. 国民道徳 西村茂樹
6. 修養思想 煩悶と修養
7. 自由主義 夏目漱石
8. 日本哲学1 西田幾多郎
9. 日本哲学2 和辻哲郎
10. 女性の生き方1 良妻賢母の思想
11. 女性の生き方2 与謝野晶子
12. 女性の生き方3 平塚らいてう
13. まとめ