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    日本語ディベートC
  
USUI NAOTO 
臼井 直人
4単位 
1〜4 
後期 
50201503

注意:このシラバスの内容は2009年度のものである。2010年度については内容に若干の変更がある可能性がある。詳しい内容については初回の授業の際に紹介する。

目標:
大学4年間の知的生活の中ではそれまでの学問成果に関する文献を批判的に読み、それに基づき新たにリサーチを行ない、自分の新しい考えを整理してまとめ、それを他人の前で効果的に発表する機会がおおい。このクラスではディベート活動を通じて口頭による討論の練習をすることにくわえて、そのような大学生活に必要な批判的思考力や態度を養い、そしてリサーチの方法の基礎も学んでいくことを目標とする。
活動内容:この授業では3つのトピックによるディベートを行う。(トピックは変更の可能性あり。)
1)「日本はバレンタインデーを廃止すべきである。」
このクラスにおける初めてのディベートであるので、身近なトピックを用いて、まずは人前で議論をすることを体験することを目的とする。
2)「日本は未成年者の携帯電話利用を大幅に制限すべきである。」
このディベートでは、より深くリサーチをして、データに基づく議論を使用したディベートを目指す。
3)「日本は死刑を廃止すべきである。」
最後に、一つのトピックで肯定側・否定側両方の側に立ってディベートをすることを体験する。
その他、ディベートの議論の構成法など、最低限の講議と多くのグループディスカッションで解説する。

評価方法: 以下の3点を評価する。
*出席及び積極的な授業への参加
*日本語ディベートの実践
*試合の判定シートの提出
ディベートを聴衆として見る試合については、その試合の評価を執筆して提出する。詳細は授業中に説明する。
*肯定側立論スピーチの原稿提出
各自、ディベート「日本は死刑を廃止すべきである」の肯定側立論のスピーチ原稿を作成し提出すること。書式はA4の紙にワープロを使用すること。

テキスト名: プリント集をユニポストで購入のこと

注意事項: 受講希望者多数の場合は第1回目の授業で小論文試験による人数調整を行う。したがって受講希望者は必ず第1回目の授業に出席すること。

この授業ではグループワークが必須となる。グループワークのできない者は履修しないこと。

授業中の携帯電話の使用は授業の進行の邪魔になるので、一切これを禁止する。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 講義概要説明
2. 自己紹介
3. ディベートとはなにか、ディベートの意義、チーム編成
4. 政策ディベートにおける基本的な議論の構成法
5. ディベートビデオ鑑賞及びノートのとり方の練習、
6. トピック「日本はバレンタインデーを廃止すべきである。」グループ・ディスカッション及び論点の整理
7. バレンタインデー・ディベート第1試合
8. バレンタインデー・ディベート第2試合
9. バレンタインデー・ディベート第3試合
10. バレンタインデー・ディベート 試合の反省
11. トピック「日本は未成年者の携帯電話利用を大幅に制限すべきである」グループ・ディスカッション及び論点の整理、
12. 携帯電話ディベート第1試合
13. 携帯電話ディベート第2試合
14. 携帯電話ディベート第3試合
15. 携帯電話ディベート 試合の反省
16. トピック「日本国は死刑を廃止すべきである」グループ・ディスカッション及び論点の整理、批判的思考とは何か
17. 「日本国は死刑を廃止すべきである」第1試合
18. 「日本国は死刑を廃止すべきである」第2試合
19. 「日本国は死刑を廃止すべきである」第3試合
20. 「日本国は死刑を廃止すべきである」試合の中間反省
21. 「日本国は死刑を廃止すべきである」第4試合
22. 「日本国は死刑を廃止すべきである」第5試合
23. 「日本国は死刑を廃止すべきである」第6試合
24. 「日本国は死刑を廃止すべきである」試合の反省
25. 総まとめ