神田外語大学2010年度シラバス

　　日本語プレゼンテーションE
　　

KAMBE NAOKI　神戸　直樹	4単位
	1～4
	後期

50201405

「情報を伝えること」と「説得すること」は、公の場におけるコミュニケーションの２つの大きな目的である。大学及び社会生活において、これらのコミュニケーションの場に立つ機会は頻繁にある。本科目は、そのような状況でメッセージを効果的に伝え、説得力のあるプレゼンテーション（内容、話し方）を行うために必要なコミュニケーション理論を学び、プレゼンテーション活動（準備と発表）を通じてそれらを実践することにより、実社会で求められるコミュニケーション能力の育成を目指す。

評価方法：

1. 個人・プレゼンテーション３回
    即興プレゼンテーション
    情報提供のプレゼンテーション
    説得のプレゼンテーション
2. グループ・プレゼンテーション（商品販売）：１回
3. 自己批評（ビデオ録画された自分のプレゼンテーションに対する批評）
4. 授業参加（ディスカッション、アクティビティーへの積極的な参加）
5. フィードバック（クラスメートのプレゼンテーションに対するコメント）

テキスト名：

使用テキストについては、第一日目に指示する。

注意事項：

本科目の履修は、コミュニケーション論Iの単位を取得済みの学生に限る。
定員は20名（多数の場合は、第一回目の授業に選抜試験を行う。）

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

１．	オリエンテーション（選抜試験による履修人数制限）
２．	４つのプレゼンテーション・スタイル、コミュニケーション不安
３．	プレゼンテーションの目的、キーメッセージ、メインアイデア
４．	序論・結論の目的、プレゼンテーションの準備方法（即興）
５．	口頭発表（1）即興プレゼンテーション
６．	口頭発表（1）即興プレゼンテーション
７．	プレゼンテーションの準備方法（情報提供）
８．	聴衆分析、トピック選択
９．	リサーチの技法、情報・データの整理
10．	プレゼンテーションの構成とアウトライン
11．	効果的なメッセージの伝え方（１）、ビジュアルエイド
12．	口頭発表（2）情報提供のプレゼンテーション
13．	口頭発表（2）情報提供のプレゼンテーション
14．	口頭発表（2）情報提供のプレゼンテーション
15．	プレゼンテーションの準備方法（商品販売）
16．	効果的なメッセージの伝え方（２）
17．	グループ・プレゼンテーションの準備（グループワーク）
18．	口頭発表（３）グループ・プレゼンテーション
19．	口頭発表（３）グループ・プレゼンテーション
20．	プレゼンテーションの準備方法（説得）
21．	説得の三大手法（エトス、パトス、ロゴス）
22．	ニーズ、動機づけ、モンローの動機配列
23．	説得力のある話し方、リスニング（批判的に考え、聴く）
24．	口頭発表（4）説得のプレゼンテーション
25．	口頭発表（4）説得のプレゼンテーション
26．	口頭発表（4）説得のプレゼンテーション
27．	口頭発表（4）説得のプレゼンテーション, 総まとめ