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ラテンアメリカ現代史I |
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ラテンアメリカ諸国の植民地体制からの独立はアジア、アフリカ、中近東の諸国に比較すると比較的早く19世紀全般に多くの国が独立を果たした。その後の各国の発展の態様は異なるが民主主義体制に至る過程、また市場経済体制の発展に基づいた今日までの歩みにはL.A.の特徴が見られる。他の地域では宗主国出身の人々を排除する形で国の建設が始まったのに対し、L.A.では土着化したとはいえ宗主国の血を受け継ぐ人々(クリオーヨ)が国の支配階級を構成した。また同じ新大陸の若い国、アメリカ合衆国が急速に力をつけヨーロッパのL.A.への支配的地位を駆逐し自らの勢力圏に組み入れんとしたことによりL.A.の歴史は米国の動向に強く影響されるようになった。ラテンアメリカ現代史その1では独立から20世紀に至るL.A.の動向を主として政治、経済面から見ていく。 |
評価方法: | 課題レポート提出(50%)ビデオ鑑賞に関するレポート(30%)出席などの平常点(20%)総合して評価 |
テキスト名: |
国本 伊代、中川 文雄『ラテンアメリカ研究への招待』新評論 増田 義朗『ラテン・アメリカ史 1,2』山川出版社 細野・恒川『ラテンアメリカ危機の構図』有斐閣 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― |
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