後期(金・4)時間割表へ |
スペイン語史II 古典講読 |
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語史を通時的に変化の歴史と捉えて形態だけ学ぶのは無味乾燥と思われるので、中世スペイン語の古典作品を現代スペイン語訳と対照させながら読み進み、現代の「西和辞典」を使って、内容を理解しながらどのように言葉が変化したかを講義する。「古きを温ねて新しきを知る」ことを体験させたい。スペイン語史Iでは、スペインの歴史と語史を重ねて教えているが、前期受講しなかった学生のことも考えて、作品購読をしながら、語史にも触れてゆく予定。 今回は、14世紀のイタの大僧正、ファン・ルイスの『よき恋の書』の中から、「ブルタニュの画家ピタス・パジャスに起こった話」を読む予定。 |
評価方法: | 授業で講義を聴くことが重要である。学期末に試験を行う。 |
テキスト名: | 牛島、富田『よき愛の書』国書刊行会、1994年 |
プリント |
注意事項: | 現代語訳の所は予習してくること。 |