前期(月・1)時間割表へ
    福建語I
  台湾語入門
HIGUCHI YASUSHI 
樋口 靖
2単位 
3〜4 
前期 
42102900

学名、ビン南語と呼ばれる言葉は福建省南部を発源地とする、中国語系言語の中でも有力な方言です。福建以外に広東省東北部と雷州、海南省、東南アジア各地の華僑および台湾全土などで広く話されています。この授業では台湾の大多数の人々の母語でもあり、実質的に共通語でもある台湾語を学びます。前期は発音とローマ字を修得し、簡単な会話ができるようになることを目指します。発音は標準中国語よりもずっと簡単ですが、声調変化は多少難しいかもしれません。でも、そこを乗り越えれば日本人にとってはとても学びやすい言葉といえます。無理のないようゆっくりと学んでいきましょう。標準中国語とはまた違った新しい世界が必ず開けるでしょう。語学の学習だけではなく、台湾語に関連する台湾のいろいろな文化についても機会を設けて触れたいと思います。

評価方法: 授業への参加状況と学期末試験の成績を総合して評価する。

テキスト名: 樋口靖台湾語会話第二版東方書店1992

注意事項: 標準中国語についての知識を必ずしも必要とはしません。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. ガイダンス。
2. 字母と記号。母音。
3. 子音。
4. 鼻音化音節。成音節子音。
5. 声調。
6. 転調。
7. これは/あれは〜です。
8. これは/あれは〜ですか?
9. これは/あれはなんですか?
10. わたしの〜、あなたの〜。
11. 〜は〜ですか、それとも〜ですか?
12. 数と量。
13. わたしは〜です。
14. いろいろな形容詞。
15. 形容詞を用いた疑問と打ち消し。