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米国外交論I |
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「戦争の世紀」としばしば呼ばれる20世紀はまた「アメリカの世紀」とも呼ばれる。これには確かな根拠がある。第一次世界大戦は大戦で著しく疲弊した欧州諸国に代わり、米国を大国の座に押し上げた。そして第二次大戦を契機に超大国となった米国は冷戦時代、ソ連との熾烈な冷戦を繰り広げた。1991年12月のソ連の解体に伴い冷戦が終結すると、唯一の超大国として文字通り世界に君臨していると言える。他方、2001年9月に起きた「同時多発テロ事件」は米国に計り知れない衝撃を与えることとなった。その後、米国は単独行動主義路線を突き進んでいるとしばしば批判される。こうした理解に立ち、米国外交論Iは、ルーズベルト、トルーマン、アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン、ニクソン、フォード、カーター、レーガン、父ブッシュ、クリントン、ブッシュ、オバマ政権までの各政権の外交政策の特徴を踏まえ、どのような外交政策が展開されてきたかについて考察すると共に今後の外交政策を展望したいと考える。 |
評価方法: | 出席30%、レポート70% |
テキスト名: | 斎藤直樹『イラク戦争と世界』現代図書、2004年 |
参考文献: | 斎藤直樹『現代国際政治史(上・下)』北樹出版、2002年 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― |
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