後期(月・2)時間割表へ
    米国経済論II
  現代米国経済の問題点を整理した上で、問題解決の糸口を探る
KAMATA NOBUO 
鎌田 信男
2単位 
1〜4 
後期 
41403800

米国経済論Iにおいては、現代の米国経済の構造や特徴を把握することに重点を置いた。米国経済論IIにおいては、米国経済が現在抱える問題点を把握することに重点をおく。本講義では、特に、低下し続ける国内貯蓄率、国際収支不均衡、財政収支不均衡の問題点に焦点をあて、説明していく。また、米国の金融制度にも視点をあて、近年問題委となったサブプライムローン問題を解説する。さらに、日本と米国の戦後の経済関係も説明し、これからの日米経済関係のありかたについても検討していく。

評価方法: 評価は、試験ないし、レポートで決定される。また、出席状況も評価基準に加える。

テキスト名: 後期においては、資料を毎回配布し、特に教科書は指定しない。必要に応じて、参考図書を紹介する。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 金融危機後の米国経済(1)
2. 金融危機後の米国経済(2)
3. 金融危機後の米国経済(3)
4. 金融危機後の米国経済(4)
5. 米国ドルの脆弱性について
6. 米国経済政策の問題点について
7. 米国経済における企業の役割を考える(1)
8. 米国経済における企業の役割を考える(2)
9. 米国経済における企業の役割を考える(3)
10. 日米経済関係の歴史と課題〜戦後の日本の復興
11. 日米経済関係の歴史と課題〜日本の工業化と米国
12. 日米経済関係の歴史と課題〜日米貿易摩擦
13. 日米経済関係の歴史と課題〜新時代における日米経済関係
14. まとめ
15. 期末試験