後期(金・1)時間割表へ
    日米比較文化論II
  
TAKANO YASUSHI 
高野 泰
2単位 
1〜4 
後期 
41301600

本講義では日米の大衆音楽を、カルチュラル・スタディーズ的方法論を用いて分析していく。つまり、日米それぞれにおける大衆音楽と社会との関わりを探っていく。この講義では特に、マイケル・ジャクソンを中心的題材として70年代以降の大衆音楽の政治性・社会性を探っていく。

評価方法: 授業において課される課題と学期末レポート

テキスト名: 特に指定しない。必要なものは授業の中で参考文献として紹介する。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. はじめに――マイケル・ジャクソンの死と時代
2. 黒人音楽の特質
3. 6・70年代の黒人音楽――ソウル、ファンクとディスコ
4. ジャクソン5からソロ活動へ
5. パンクのインパクト
6. ヒップホップの登場
7. テクノの登場――80年代的音楽
8. MTVの誕生と黒人音楽
9. 『スリラー』の世界的ヒットとマイケル
10. "We Are the World"――マイケルの転機
11. 「Bad」にみる社会性
12. ギャングスタ・ラップの時代のマイケル
13. マイケル・スキャンダルの時代性
14. マイケルの死と世界的反応
15. 21世紀のマイケル・ジャクソン