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    英語通訳法IIC
  
SHIBAHARA TOMOYUKI 
柴原 智幸
4単位 
1〜4 
後期 
41201303

通訳力=英語力+日本語力+知識量である。当講座は通訳を行なうための基礎力の完成に焦点をあて、この3技能を伸ばすべく、各種トレーニングを行なう。

英語力に関してはシャドウイングなどの音声トレーニングのほか、短文単位のクイック・レスポンストレーニングで正確な構文での発話を目指し、通訳法Iよりも一段階進んだトレーニングを行なう。通訳法から引き続き短文単位のクイック・レスポンストレーニングを行なう一方、表現集作りを含むボキャブラリー強化も継続する。

日本語力に関しては、メモ取りを意識した日本語での要約トレーニング、および聞き手を意識した朗読などにも取り組む。授業内容は全て「メモ取り」の訓練も兼ねているため、随時、日→日の要約や簡易通訳などを課す。

知識量に関しては、通訳法Iに引き続きさまざまな分野のリサーチを課して強化する。また、ディスカッションも行ない、その一部を録画して通訳トレーニングに使うことも予定している。

通訳トレーニングは、上記3技能の総合力をチェックするという位置づけで、様々なものを教材に行なう。

目標は以下の通りである。

・文章レベルの発音の完成
・自分の伝えたいことを、基本的な表現を使って英語で伝えられるようになる
・日本語での理解力のさらなる向上と、聞き手を意識した発話力の向上
・様々な分野の背景知識の拡充



注意事項:

・希望者がCALL教室の定員を超えた場合、選抜を実施する。第1回目の授業には必ず出席すること。出席できない場合は、事前に連絡すること。連絡がない場合、2回目の授業からの受講は原則認めない。
・一ヶ月に1回程度、週末に課外授業を予定している。最低2回は参加すること。
・合宿(土日)を1回予定している。必ず参加すること。
・12月に開かれる学生通訳コンテストの観戦を予定している。出来る限り出席すること。
・高い日本語力が必要となるため、留学生の場合は必ず第1回目の授業に出て教員と相談すること。
・参加型の授業であるため、積極的に訳出に挑戦する意思のある人に履修を勧める。
・当講座の履修者は、英語通訳法Iをすでに履修していること。
・またB基準を満たしていることが望ましい。
・通訳翻訳課程の学生の履修を優先する

テキスト名: 植山源一郎日本的事象英文説明300選ハローインターナショナル2008