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    英語通訳法IC
  ウィスパリング同時通訳訓練法基礎
SHIBATA KIYOMI VANESSA 
柴田 清美バネッサ
4単位 
1〜4 
後期 
41201203

通訳は技能ですから、訓練で習得します。当講座では通訳者養成でもっとも重要なスプリット・アテンション(マルチタスクをこなすための注意の配分)とメイン・アイデアを即時につかみ表現するメモリートレーニングに重点をおき、基礎力を養います。また、即聴即解力をする音読にも比重を置きます。これらの訓練は筋力トレーニングのようなものですから、早期から始めるのにこしたことはありません。

授業では訓練法とその目的を確認し、各自の技能強化目標値を設定します。受講者はクラス外で発展練習を行いながら、目標値突破を目指します。宿題は、1週間に20センテンスを暗記し、文章を聴いて瞬間的に通訳できるようになるまでしてくることです。

1. 140±20 wpm のスピードで安定して音読できる。
2. 120±20 wpmで話された会話をウィスパリングで要約通訳できるようになる。
3. メモを取り、それを元に訳出することに慣れる。
4. 「内容先取り」のための背景知識、情報収集
5. 聴衆の前で聞きやすく、理解しやすいスピーチ・デリバリーが行える。 

評価方法: 出席30% 教科書持参10% Taskに関するレポート及び授業参加(Mixi使用 12回提出)20% 、教科書持込試験(1回、追試無し)10%、シャドウィング実技(1回)10%、日英両語への通訳実技(1回)20%、

テキスト名: 柴田バネッサはじめてのウィスパリング同時通訳南雲堂最新版
柴田バネッサ実践ゼミ ウィスパリング同時通訳南雲堂最新版

注意事項: 教科書持込試験については1度きり行わないので試験日は、全員出席可能日を確認して調整します。
教科書は毎回使用するので必ず持参すること。受講希望者が多い場合は初日に教科書を持参している人を優先します。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 通訳入門講  はじめてのウィスパリング同時通訳 L1,2  リスニング、リピーティング
速読、区切り聴きI、 シャドウィングの目的、 Lagging
2. Kennedy 2、Missing Words、Memory Lesson 1 、      Task 2
はじめてのウィスパリング同時通訳 L3,4,5 QR, スラッシュ・リーディング、数字     
3. はじめてのウィスパリング同時通訳 L6、10、17 プロソディ分析、リテンション、要約  
4. はじめてのウィスパリング同時通訳 L7,8 頭ごなし訳 
Shadowing tryout
5. 実戦ゼミL1
Shadowing 実技
6. はじめてのウィスパリング同時通訳 L9 サイトラ
7. 実戦ゼミL1
8. はじめてのウィスパリング同時通訳 L11、12 内容先取り、予測
教科書持込テスト (追試無し)
9. 実戦ゼミL2
10. はじめてのウィスパリング同時通訳 L16 ノートテーキング
Shadowing 実技(本試験)
11. 実戦ゼミL2 
12. はじめてのウィスパリング同時通訳 L20、18 センテンス逐次、ウィスパリンg
13. 実戦ゼミL3                
14. はじめてのウィスパリング同時通訳 L13、15 区切り聞きII ミッシングワーズ
15. 実戦ゼミL3
16. はじめてのウィスパリング同時通訳 L19、21 リライティング、パラフレージング
17. 実戦ゼミL4
18. はじめてのウィスパリング同時通訳 L22,23  パラグラフ逐次、簡単な同通
19. 実戦ゼミL4
20. はじめてのウィスパリング同時通訳 L23 ワンセンテンス遅れ訳
21. 実戦ゼミL5
22. マルチタスキング課題
23. 実戦ゼミL5
24. マルチタスキング課題
25. 実戦ゼミL6
26. マルチタスキング課題
27. 通訳実技試験練習
28. 通訳実技試験
29. 予備日
30. 予備日