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    英語学概論A
  ことばを学ぶ楽しさを知ろう
ISHII YASUO 
石居 康男
4単位 
1〜4 
前期 
41100101

英語を題材にして、言語表現の音と意味・語の構造・文の構造・文脈から導かれる意味・言語の史的変化など様々な側面から、一見多様に見える言語現象の背後にある規則性を発見し、それを通して、人間という種の個体の脳に内在する言語能力の特質を探る。ことばの研究のおもしろさを知ってもらうと同時に、ことばに対する科学的な見方・考え方を身につけてもらうことを目標とする。今まで何気なく使っていたことばの中に、不思議な現象や驚くべき性質が数多く隠れていることに気づいてもらえればと思っている。

評価方法: 中間試験と期末試験の成績に基づいて判定する。

テキスト名: 長谷川瑞穂はじめての英語学研究社出版2006

注意事項: 第1回の授業で履修者の人数調整を行う可能性があるので、履修希望者は必ず第1回の授業に出席すること。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. はじめに―「英語学概論」とはどういう科目か
2. ことばの起源と語族(第1章)
3. 人間のことばと言語研究(第2章)
4. 英語の発音とスペリング(第3章)
5. 英語の語彙の多様性(第4章)
6. 「標準英語」の成立(第5章)
7. ことばの変化(第7章)
8. ことばと音声(第8章)
9. 音の組み合わせとアクセント(第9章)
10. 単語ができるしくみ(第10章)
11. 前半の復習(1)
12. 前半の復習(2)
13. 中間試験
14. 文ができるしくみ(第11章)
15. 文の内部構造(第12章)
16. ことばの意味とは何だろう(第13章)
17. 語の間の意味関係(第14章)
18. 意味の拡張(第15章)
19. ことばのやりとりにおけるルール(第20章)
20. ことばと社会(第23章)
21. ことばと国家(第24章)
22. 母語の獲得(テキストなし)
23. テキストの残りの章からトピックを拾って
24. 後半の復習(1)
25. 後半の復習(2)
26. 期末試験