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    物理学I
  生活者のための近代科学 (ミクロとマクロと身近な世界)
NAKAYAMA MIKIO 
中山 幹夫
2単位 
1〜4 
前期 
30005300

 この講義ではミクロとマクロをテーマに19世紀までの近代物理学を文系的視点と生活者の立場で学び、生きる力を身につける。難しい数式を使わずに身近な事柄を通して自然科学を学び、論理的洞察などの科学的思考力を養い、非言語能力(図や記号、数字を読み解く力)としての数学のセンスも磨く。身に付けたことは就職でのSPI対策や留学のTOEFL対策にもなるのはもちろんのこと、自然を見る目が変わり、世界が今までと違って見えてくる。
 周りには多くの自然があり科学を利用した様々な製品があるが、本当のことは目では見えない。大きすぎて実感しない宇宙と地球、小さすぎる原子や分子。温度や湿度。日常生活に自然科学は密接に関係している。科学技術に囲まれて生活している現代を安全に生活する上で知っていないと困る科学知識と科学的な考察力。「そうなんだ!」と今まで気がつかなかった発見がある。

評価方法: 期末試験により評価。

テキスト名: テキストは特に指定しない。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 生活者のための近代科学
2. 自然科学のための基礎数学【☆2〜5回はマクロの世界】
3. 地球
4. 重力と円運動
5. 銀河系と宇宙
6. 音と光【☆6〜7回は波と複雑系】
7. エネルギーとエントロピー
8. 素粒子と原子【☆8〜11回はミクロの世界】
9. 原子と分子
10. 熱と湿度
11. 電気と磁気
12. マクロの世界(前半の発展)
13. ミクロの世界(後半の発展)
14. まとめ