後期 集中講義へ |
本を読む−31 |
|
|||||
30005131 |
「本を読む」は、一冊の本を読みとおすことを通じて本を読む面白さ、奥深さを体験し、読書する習慣を身につけてもらうことを企図したものである。さまざまな分野の教員が自らの専門の見地から、学生に読んでもらいたい本(新書等)を推薦している。本を推薦した教員は、本に書かれていることを解説するというよりも、読者自身が感動したり気づいたりしたことを、対話によって引き出し、考えを深める手助けをする。この授業を契機として、これからの読書経験を豊かなものにしてほしい。 |
評価方法: |
評価方法:面談とレポート(1200字程度、採点後返却する)。 |
テキスト名: | 浦坂純子『なぜ「大学は出ておきなさい」と言われるのか』筑摩書房(ちくまプリマー新書)、2009年 |
本書は、「働くために学ぶ、学ぶために働く」という立場から、人生における「働く」ことの位置づけ、大学での学びと仕事について論じたものである。本書が対象としている読者の中心は大学進学前の高校生であるが、大学生となった今でも、あらためて大学での学びについて考えてみるのもよいであろう。本書はそのための手がかりとなるはずである。本体760円(税別) |
注意事項: |
この授業は、教室で定期的に行われるものではなく、本を推薦した教員と受講者との間で個別に行われる。受講希望者に対する履修説明会を学期初めに開催する。希望者多数の場合は人数制限を行うことがある。課題本を昨年度以前に読んだ者の履修は認めない。 矢部個人研究室:1233号室(1号館2階) 履修制限:履修者は最大で10名程度。履修説明会に参加できなかった者に対しては、連絡方法等を個人研究室前のドアに掲示しておくので、その指示に従うこと。 |