後期 集中講義へ |
本を読む−22 村上春樹、河合隼雄に会いにいく (文庫版) |
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30005122 |
「本を読む」は、一冊の本を読みとおすことを通じて本を読む面白さ、奥深さを体験し、読書する習慣を身につけてもらうことを企図したものである。さまざまな分野の教員が自らの専門の見地から、学生に読んでもらいたい本(新書等)を推薦している。本を推薦した教員は、本に書かれていることを解説するというよりも、読者自身が感動したり気づいたりしたことを、対話によって引き出し、考えを深める手助けをする。この授業を契機として、これからの読書経験を豊かなものにしてほしい。 |
評価方法: | 面談とレポート(1200字程度、採点後返却する)。 |
テキスト名: | 河合隼雄・村上春樹『村上春樹、河合隼雄に会いにいく (文庫版) 』新潮文庫、1998年 |
日本にとどまらず世界的著名作家となり、ノーベル文学賞の有力候補でもある村上春樹は『ねじまき鳥クロニクル』3部作を転機として、青春時代から続く内面の葛藤を乗り越えたといえる。その執筆中に発したすざまじい創造のエネルギーを追体験しながら、作品の背景や想いいれなどについて自由に話し合ってみよう。 |
注意事項: |
この授業は、教室で定期的に行われるものではなく、本を推薦した教員と受講者との間で個別に行われる。受講希望者に対する履修説明会を学期初めに開催する。希望者多数の場合は人数制限を行うことがある。課題本を昨年度以前に読んだ者の履修は認めない。 奥島研究室:1351号室(1号館3階)、連絡はokushima@kanda.kuis.ac.jpまで 履修制限:履修者は最大で10名程度。履修説明会に参加できなかった者に対しては、連絡方法等を個人研究室前のドアに掲示しておくので、その指示に従うこと。 |