後期(月・2)時間割表へ
    自然科学概論IIB
  現代における科学・技術の発展と人間社会
TOKUMOTO KOTOYO 
徳元 琴代
2単位 
1〜4 
後期 
30004002

今日の生活が、科学・技術の恩恵なしには考えられないことは、誰もが認めることだが、一方で、ますますそのあり方が問われている状況である。
産業革命期以降の急速な科学・技術の発展を分析するなかで、人類と自然との真の共存とは何かにたいする展望、突破口を見い出したい。

評価方法: レポート50%、平常点50%

テキスト名: 渋谷一夫その他科学史概論ムイスリ出版
平田寛図説科学技術の歴史朝倉書店
立川昭二病気の社会史NHKブックス

  VTR映像の際メモをとること、配布の資料をよく読むこと

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. オリエンテーション
2. 科学・技術の現代的課題とはなにか
3. (1)人間の生活を豊かにしているか(コンピューター、石油化学)
4. (2)なぜ兵器を製造し、戦争をするのか(毒ガス、地雷、細菌兵器)
5. (3)最先端技術(生命、宇宙、携帯電話など)はどこまで進むのか
6. 現代社会の原点と産業革命
7. (1)木綿工業の機械化と大量生産、大量消費
8. (2)石炭から染料合成化学工業
9. (3)機械技術、蒸気機関、交通、通信の発達
10. 急激な科学・技術の発展をめぐって(日本と世界)
11. (1)環境問題「水俣病」はなぜおこったか
12. (2)原爆の開発とその後の核開発、原子力発電
13. (3)問われる生命観と遺伝子の解明
14. まとめと議論
15. まとめと試験