前期(金・5)時間割表へ
    心理学ID
  自己理解
TAKEDA AKENORI 
武田 明典
2単位 
1〜4 
前期 
30002404

・大学生という時間的にゆとりのある“モラトリアム”の時期には、自己理解を深め、将来に向けた自己成長のために心理学を学習することは意義深い。本講義では、主に1・2年生を対象とし、心理学の入門として、心理学の諸種テストを体験することにより、個人の自己理解・自己洞察を深めることを目標とする。
・講義形式は、テキスト各章のテーマ基づき、恋愛や職業選択等の身近な題目について、各種心理テストを体験し、それについての解説を行う。また、講義内容を補足したプリントを利用し、課題に対する小グループ討論も行う。受講者が内省的に自己理解を深めていく過程が大切であるので、期間中、適時3回、講義終了20分前に課題に対する「感想レポート」を作成する。

評価方法: ・出席、グループ討論、感想レポート、期末論述試験の総合評価

テキスト名: 大野木裕明・宮沢秀次・二宮克美調査実験自分でできる心理学ナカニシヤ出版2007

  ・テキストに基づいて講義を行うので、必ず事前に手配し、授業前には該当章を読んでおくこと。
・本講義のテキストは、昨年と同一であるので、先輩から借用しても可能である。

注意事項: ・個人/グループ・ワークを行うので、90名程度の中規模クラスを想定し、受講制限を行う。その際は、初回授業の定刻着席者の受講票から抽選を行う。
・武田担当の本講義(「心理学I D」)と「心理学II D:青年心理学」は重複履修が可能であるが、本講義と「心理学I A〜C(矢部先生担当)」との重複履修は認められていないので、注意すること。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. オリエンテーション:心理学とは(プリント)20の私(B3章)
2. アイデンティティ(D7) 恋愛(D6)
3. 男性性・女性性(A4) ジェンダー心理学(A3;ビデオ)
4. パーソナル・スペース(A1) 身体イメージ(A5)
5. 名前から来る自己イメージ(A6)  情報伝達(A8)
6. ヒューマン・エラー(B5;B6) 認知と思考のエラー(B7) 
7. 対人認知(A7)
8. 対人恐怖(C7) 孤独感(C6) 
9. セルフ・エフィカシー(D1) ストレス(C8;ビデオ)
10. 投影法:バウム・テスト(C5) 心理テストの留意点(プリント)
11. 思いやりとEQ(D8;プリント) ソーシャル・スキル(C3;プリント)
12. 人間関係:エゴグラム(C4)  職業選択(D4)
13. 生き方と生きがい(D5;プリント) 大学生の学習;生活適応(D2;プリント)
14. 補足説明 総括 質疑応答
15. 論述試験(自筆ノート、及び、テキストを含む全配布物持込可)