前期(火・2)時間割表へ
    言語学IB
  ことばを考える基礎
IZUMI KUNIHISA 
泉 邦寿
2単位 
1〜4 
前期 
30001402

この講義は人間の「ことば」について考える入門の授業です。その機能と構造はもちろんのこと、人間の認知能力とのかかわりや、社会、文化といった言語外との関係をも視野に入れた広い立場から考察していきたいと思います。ただし、あくまでも身近な具体的事例を分析することを重んじます。すべての事柄をまんべんなく取り上げるのではなく、いくつかのトピックを取り上げる方式で授業を進めます。ことばの研究がふつうに考えられているより広い地平へと通じていることを知ってもらうこともこの授業の目標のひとつです。

評価方法: 定期試験、提出物、出席状況等を総合して決めますが、一番ウェイトを置かれるのは試験です。

参考文献: 鈴木孝夫教養としての言語学岩波新書1996
田中克彦ことばとは何かちくま新書2004
黒田龍之助はじめての言語学講談社現代新書2004

  基本的に講義が中心です。常に教室で使用する形の教科書はありません。参考文献は講義を聞くと共に、自分で読んでもらうためのものです。

注意事項: 自ら問題を発見し、自分で考えて解決しようという意欲を期待します。人数が多い場合には抽選をします。なお、言語学IAとIBでは内容がほぼ同様となりますので、両方を履修することはできません。また、ここに提示した授業計画は必要に応じて変更される可能性があります。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 言語研究の対象としてのことば(言語と方言)
2.
3.
4. ことばの機能1−コミュニケーション上の機能
5.
6. ことばの機能2−社会的機能−
7.
8. 言語記号の性質
9.
10.
11. ことばの音、文字、意味
12.
13. ことばの種類と分類
14.
15.