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    ポルトガル語総合-9
  通訳・ガイド法
TAKAGI KO 
高木 耕
2単位 
3〜4 
前期 
26002009

BRICsという呼称からもわかるように、近年のブラジルはめざましい経済成長を遂げており、日本企業の進出も増えている。2014年にはサッカーのワールドカップ、2016年にはリオデジャネイロ市におけるオリンピックの開催(南米大陸では初めて)など、国際舞台での活躍が目立つ。一方、日本在住のブラジル人の数も30万人を超え、日本とブラジルとの交流はますます盛んになることが予想されている。当然ながら、ポルトガル語のできる通訳やガイドの需要も高まるであろう。通訳やガイドに求められるのは、訳の正確さはもちろんのこと、通訳やガイドを必要とする人たちの要求することを理解したり、テーマについて熟知していることなどである。授業では、プロの通訳・ガイド有資格者である講師から技術を学び、心構えを身に付けることを目的とする。また、「通訳・ガイド検定試験」の受験対策なども行なう。

評価方法: 課題の提出と期末試験(リスニング・テスト)を中心とするが、出席を重視するほか、授業に際して事前準備をしているかどうかを評価する。通訳もガイドも事前の準備が重要だからである。

テキスト名: プリントを配布する。

注意事項: 受講者数によって課題内容を調整するため、受講希望者は必ず初回の授業に参加し、講師の指示を受けること。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 講義の内容説明。通訳・ガイドの仕事について。
2. ポルトガル語における「文語」と「口語」の違い。
3. 口語体文章の理解
4. 資料・ノートの作り方
5. リスニング練習
6. 同上
7. 同上
8. ガイド練習
9. 同上
10. 同上
11. 「通訳・ガイド検定試験」対策
12. 同上
13. 課題の提出と発表
14. 総括
15. 期末試験