前期(木・2)時間割表へ
    フランス語II(a)D
  
TANABE YASUKO 
田辺 保子
1単位 
2〜4 
前期 
20012104

一年次で学んだ内容を復習しつつ、基礎フランス語の残り半分を学習する。
実際に使える様、発進できるフランス語を身に付ける。
幅広い異文化についての知識を深める。
資格試験に挑戦する。


テキスト名: 藤田裕二他新・東京−パリ初飛行駿河台出版社2009

  仏検対策参考書:「傾向と対策」(エディシヨン・フランセーズ)各級あり
           「直前チェック」(エディシヨン・フランセーズ)各級あり

注意事項: 連続して欠席しないようにしてください。資格試験にチャレンジしましょう。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1.  一年次に使用した教科書を続けて学習します。

 まず、忘れていることや、一年で学んだ時にはよく理解できなかった点などをしっかり復習しましょう。 一年では現在の表現から過去の表現を学びました。「後期に入ってから良く分からなくなった」、「特に最後の複合過去や半過去はお手上げだった」と苦い経験を持っている方も大丈夫です。その点も含めてゆっくりと復習していきます。
 文法事項の復習は勿論のこと、2年目の授業では耳の訓練にも力を入れます。言語は使えないと楽しくありません。通じて初めて学習の喜びがあります。その段階に少しでも近づけるよう、使えるフランス語の習得に学習を広げます。必要に応じて、さまざまな場面の会話表現を追加学習します。

 復習が済みましたら2年次の内容に入ります。初級文法の学習を進めながら、文化面からもフランスの知識も深めていきます。一般的に日本に入ってくるフランスの情報はストレオタイプのものが多いので、少し掘り下げて、実際のフランスの様子、フランス人の考え方、生活などを、映像で見たり、時間の許す限りマルクを利用して自分達で調べてみたりしたいと思います。

 また6月には「フランス語実用フランス語検定試験」(通称仏検)が行われます。資格は一生涯にわたり有効ですから、是非チャレンジしてください。
 この授業ではそのための試験対策を授業に取り入れます。5級、4級の検定試験範囲は、1年次の学習内容と重なりますから、先に述べた一年次の復習をかねながら、毎時間、過去の問題を解き、ポイントの研究、コツなどの訓練をしていきます。合格者は成績面で優遇します。