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    中国語翻訳法II(a)
  さまざまな文体の中国語に慣れ親しもう
UEMURA MAKIKO 
植村 麻紀子
2単位 
3〜4 
前期 
12004600

 この授業は、さまざまな文体の中国語に触れ、各文体に固有の様式・語彙についての理解を深めながら、さらにそれらを自然な日本語に訳す力を身につけることを目的とします。授業は各自が用意した訳例を持ち寄り、その発表・検討を通して進めていきます。ことばはそれを用いる人々の思考法やそれが用いられる社会の文化を反映します。ですから、あることばを別のことばに置き換えることは、語彙や文法を正確に把握すること以上の作業となります。翻訳を通して、中国語、日本語それぞれのもののとらえ方の特徴についても考える機会を持ちたいと思います。

評価方法: 出席・毎回の授業時に課す課題への取り組み等による平常点(60%)、試験(40%)

テキスト名: 授業時にプリントを配布します。履修予定者は初回の授業に必ず出席して下さい。

注意事項: 予習・復習にかなり時間の割かれることを覚悟してください。積極的な授業参加を期待します。なお、扱う内容と順序は変更する場合があります。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. ガイダンス、歌詞
2. グリーティングカード(誕生日・クリスマス・年賀状)、招待状
3. 写真や図版のキャプション
4. 看板、案内表示、通知
5. 広告(新聞や雑誌の企業広告等)
6. 広告(新聞の求人、売ります・買います欄等)
7. 前半のまとめ(提出課題の発表・討論)
8. 説明書(料理のレシピ)
9. 説明書(食品・医薬品のパッケージ)
10. 説明書(電化製品のマニュアル)
11. パンフレット(観光地・名所旧跡・建物・施設)
12. 掌編小説(ショート・ショート)
13. 後半のまとめ(翻訳のコツ、心がけるポイントの確認)
14. 試験