前期(火・1)時間割表へ
    商業英語ID
  
TOYODA SATOSHI 
豊田 聡
2単位 
1〜4 
前期 
11004504

この科目のゴールは履修者が商業英語ユーザーとしての第1歩を揚々と踏み出すことであり、あわせてさらなる探究心を自らに見出すことである。
ところでサービス業はじめ商業への従事を目指す人に求められる英語力とは何か。この問いへの解答は、職域の数だけ存在する−それがビジネスの本質である。そのために授業では、商業の構造、業務フローおよび存在意義といった共通項の理解に工数をさきつつ、企業内文書を教材とするなどビジネス実態の「見える化」をはかる。各週とも授業中に理解度テストまたは演習を行い、これをもって出欠および学期末試験に代える。このスピーディーなソリューション形式も実業人へのよき訓練になるであろう。
履修にあたり英語活用を伴う商業活動への好奇心を求めるが、予備知識は不要である。講師の日系企業海外勤務および外資系企業勤務体験談も交える。 なおこの科目では店頭接客などコンシューマー接遇のための英語を扱わないので選択上注意されたい。

評価方法: 授業内成果物提出70点、レポート提出およびプレゼンテーション30点

テキスト名: ハンドアウトおよびデジタルデータ中心。参考教材はオリエンテーションおよび各講で案内。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. オリエンテーション/総論
2. ビジネス概論: ビジネスとは 売上・費用・利益 企業組織と分業 外資系の特色
3. 入門1: 調査業務の分類と実際  (市場調査 信用調査)
4. 入門2: 交渉業務の分類と実際 (取引条件交渉 社内交渉)
5. 入門3: 決済業務の分類と実際 (契約書・信用状作成 催促・確認)
6. 入門4: 提案業務の分類と実際 (市場開拓活動 改善・改革活動)
7. 選択企業研究:開示データによる研究
8. 選択企業研究:取材による研究
9. ケース1: 対象企業の調査業務
10. ケース2: 対象企業の交渉業務
11. ケース3: 対象企業の決済業務
12. ケース4: 対象企業の提案業務
13. プレゼンテーション
14. 総括: 理解度確認 将来ビジョン