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    研究演習-4
  ことばの仕組みを探る
KUWABARA KAZUKI 
桑原 和生
4単位 
3〜4 
通年 
60500104

 私たちはいかにしてことばを話せるようになるのだろうか。ことばを話し、理解するとき、心の中では何が起こっているのだろうか。外国語の習得と母語の習得にはどのような違いがあるのだろうか。前半は、以下のテキストを読むことによって、これらの言語の関する基本的な問題について考える。その過程で文献を読みこなす力、批判的に考える姿勢、着実な論証の仕方を身につけ、英語学習に役立てて欲しい。
 後半は、それぞれの興味・関心に応じて英語・日本語の分析に関する文献を取り上げる。
 言語の不思議についてじっくり考えてみたい人、英語や日本語についてあれこれと考えることの好きな人、本格的に勉強しようと思う人の履修を歓迎する。
 

評価方法: 授業への取り組み態度、口頭発表、レポートなどを総合的に評価する。

テキスト名: Steven Pinker, The Language Instinct: How the Mind Creates Language, Perennial Classics, 1994
原口庄輔・中島平三・中村捷・河上誓作, ことばの仕組みを探る:生成文法と認知文法, 研究社, 2000

注意事項: (i) 「英語統語論 I」を取得済み、あるいは前期に同時履修すること。
(ii) 後期開講の「英語構文研究」を履修すること。
 卒業論文の執筆を希望する学生は、別に条件を設けるので、担当者に確認すること。