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    情報リテラシー演習IE
  機種とソフトに依存しない情報能力
YOSHINAGA KOSUKE 
吉永 耕介
2単位 
1 
前期 
55001905

 技術進歩は特定の機器やソフトウェアの操作知識を急速に陳腐化させる。本講義では特定の機器やソフトに関する狭い知識や操作ではなく、機種やソフトに依存しない普遍的知識と運用能力としての情報リテラシーを学ぶ。機器とソフトの共通原則、情報の基本的扱い方を習得し、情報機器とソフトの使用法や新しい操作方法を自力で見いだす力を養う。
 受講生はITの基礎知識をeラーニング講座である情報基礎 I で体系的に学びつつ、この授業ではコンピュータ独自の表現手法やネットワーク活用、ビジネスにも対応した実践的な力を修得する。極力、操作教育はしないため、受講に際しては操作が分からないからすぐに教員に聞くという安易なやり方ではなく、自分で悩み考える姿勢が大切である。内容は次の通り。必要とされる情報能力と自分の力の棚卸し、コンピュータの基本原則、アプリーションソフトとGUI、キーボードとCUI、情報の活用手順、情報の基本的扱い方、情報の保存と整理、LAN環境とサーバの活用、図形の活用、調査報告レポートと情報整理、電子コミュニケーションの特性と運用、CMCの基本機能、電子メッセージと利用マナー。

評価方法: 授業態度(40%)、小テスト(10%)、期末試験(50%)により総合的に評価。

テキスト名: 内木哲也「情報の基礎・基本と情報活用の実践力」1〜3章共立出版2004

  その他、必要に応じてプリント資料を配布する。
参考文献は適宜紹介。

注意事項: 情報基礎 I を本講義と並行して履修中または履修済みであることが必要である。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 必要とされる情報能力と自分の力の棚卸し
2. コンピュータの基本原則
3. アプリーションソフトとGUI
4. キーボードとCUI
5. 情報の活用手順
6. 情報の基本的扱い方
7. 情報の保存と整理
8. LAN環境とサーバの活用
9. 図形の活用
10. 調査報告レポートと情報整理
11. 電子コミュニケーションの特性と運用
12. CMCの基本機能
13. 電子メッセージと利用マナー
14. まとめ