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    日本社会論I
  自然災害からみた日本社会
TSUCHIDA HIROSHIGE 
土田 宏成
2単位 
1〜4 
前期 
50403300

日本は世界有数の災害大国である。災害の多発という観点から、日本社会の特徴を論じる。災害による破壊で露わになる社会の問題点、災害が社会に与える影響などを江戸時代〜現代までの大規模な自然災害を通じて考える。

評価方法: 期末レポート、授業への取り組み方により評価する。

参考文献: 北原糸子日本災害史吉川弘文館2006

注意事項: 定員を100人程度とする。定員を大きく超えた場合は、初回授業において受講票により抽選を行うことがある。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. 災害大国・日本
2. 江戸時代の自然災害と日本社会/日本の象徴・富士、活火山・富士
3. 江戸時代の自然災害と日本社会/浅間山噴火と天明の大飢饉
4. 江戸時代の自然災害と日本社会/安政江戸地震と鯰絵
5. 近代の自然災害と日本社会/関東大震災1 被害
6. 近代の自然災害と日本社会/関東大震災2 デマと虐殺
7. 近代の自然災害と日本社会/関東大震災3 復興と昭和恐慌
8. 戦後の自然災害と日本社会/伊勢湾台風1 被害
9. 戦後の自然災害と日本社会/伊勢湾台風2 災害対策基本法の成立
10. 戦後の自然災害と日本社会/阪神淡路大震災1 被害
11. 戦後の自然災害と日本社会/阪神淡路大震災2 復興
12. 戦後の自然災害と日本社会/阪神淡路大震災3 ボランティアの活動
13. 最近の自然災害と日本社会/新潟県中越地震
14. 最近の自然災害と日本社会/新潟県中越沖地震など
15. 自然災害から見えてくる日本社会の特徴