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児童文化論B 現実批判としての児童文学・映画の世界 |
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この授業は、3つの児童文学作品/映画を取り上げて、さまざまな社会的な現実(文化的、歴史的、政治的、経済的)をいかに表象し、どのような形で批判しているかを考察する。ミヒャエル・エンデの『モモ』、サン=テグジュペリの『星の王子さま』、チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』を熟読解釈することによって<現実批判>の内実を検証していく。その際、内容はもちろんのこと、作品の<ことばのふるまい>と社会・文化の関係に留意しながら分析することを重視する。そして文字と映像というふたつの表象メディアの差異を射程に入れて、文字文学と映像文学の物語世界の比較も行うことにする。 |
評価方法: | 出席 20%、映画のリアクションペーパー 20%、中間試験 30%、定期試験(学期末) 30% |
テキスト名: |
ミヒャエル・エンデ『モモ』岩波少年文庫、2005年 サン=テグジュペリ『星の王子さま』 チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』岩波少年文庫 |
使用テクスト3冊のうち、『モモ』は授業開始前に是非読んでおいて下さい。 |