後期(木・4)時間割表へ |
中国古典講読II |
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いわゆる「漢文」を学ぶ授業です。カンブンなどというと、「つまらない」とか「意味がない」とかいう印象を持っている向きもあるかも知れません。しかし、「漢文」は中国語の「古文」です。そして中国語はすこし「気張った表現」には必ずと言ってよいほどこれを用いますので、現在中国語を学んでいる人にとっても、あるいはこれから学ぼうと思っている人にとっても、学習およびレベルアップの助けとなることは間違いありません。 また、「漢文」はつい最近まで東アジア各国共通のツールでした。日本にとっても自国の「古典」です。日本の文化を考える上でも「漢文」の知識は必須でしょう。しかも日本人は「書き下し」という、本来なら学習が難しいはずの他国の古文に少しばかりの記号を付して「日本語化」して読んでしまう「便利な技術」を開発しました。これを学ばない手はありません。 授業では、テキストの「書き下し」を中心に、中国語での発音も勉強し、これを暗唱しながら読み進めることで、「漢文」を読みこなすトレーニングを積んでいきます。後期は儒家や道家など諸子のテキストを読みます。 |
評価方法: | 平常点、および各回のテスト。 |
テキスト名: | テキストおよび参考文献については初回の授業で提示します。 |
授業計画―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― |
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