後期(月・3)時間割表へ
    米国社会論IIB
  
TAKEI HIROSHI 
武井 寛
2単位 
1〜4 
後期 
41404002

本講義は、アメリカ合衆国の社会を多様な分野から具体的事例を取り上げて、その歴史的背景、争点、多様な意見を検討することを目的とする。それにより、アメリカ合衆国の社会に対する幅広い関心を抱き、現代のアメリカ社会を分析する思考を養いたい。授業は講義形式で行い、授業プリントを配布し、ビデオなどの映像資料も適宜用いていきたい。また、参考となる文献や映画なども紹介していく。授業の内容は以下のように予定しているが、若干の変更がある場合もある。

評価方法: 出席・リアクション・ペーパー(30%)、中間レポート(20%)、期末試験(50%)などで総合的に評価する。詳細は授業1回目のオリエンテーションで説明する。

参考文献: エリック・フォーナー(横山良他訳)アメリカ 自由の物語(上・下)岩波書店2008
常松洋・松本悠子編消費とアメリカ社会−消費大国の社会史−山川出版社2005
森本あんりアメリカ・キリスト教史−理念によって建てられた国の軌跡−新教出版社2006

  テキスト教材は特に指定しない。


注意事項: 遅刻は厳禁とし、3回の遅刻で1回の欠席とする。
履修者は100名程度。履修希望者多数の場合は、人数制限をすることもある。

授業計画――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1. オリエンテーション
2. 宗教−アメリカにおける宗教−
3. 移民排斥の現状−多様化する現代アメリカの移民−
4. 映画−ハリウッドとアメリカ社会−
5. 音楽−アメリカン・ミュージックとは何か?−
6. 消費−消費、ヒップ・ホップ、スポーツ−
7. スポーツ−スポーツと人種−
8. 銃規制問題−多発する銃を巡る事件−
9. 健康問題1−増大する肥満の問題−
10. 健康問題2−たばこ規制−
11. 性と家族−中絶問題と同性愛結婚−
12. メディアの権力−テレビ、新聞、インターネット−
13. アファーマティブ・アクション−人種をめぐる現代のアメリカ−
14. 試験日